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How to play "Re:Raise DOUBLE" [レビュー]

 Re:Raiseに引き続き、第10回東方紅楼夢で魂音泉よりリリースされたRe:Raise DOUBLEを、DJ達がクラブの現場で使い勝手の良いトラックとなるように、というお手伝いで参加させてもらえる事になりました。
 ということで、前回も好評だった「私がK'sさんに伝えた要望やトラックをDJ Mixをした感想」ということで解説的なレビューです。
 今回も紹介しているトラックはBeatportで購入できますので参考にしていただいて、ハウス系東方クラブDJのライブラリが潤うことになれば幸いです。
そして、ぜひとも現場で使ってみて、その時の感想を制作者に伝えていただけたらと思います。
______________________
1.Invisible Meteor Stream
アルバムのトップとして位置づけられているトラックゆえの「物事が始まる瞬間」を演出するのには最適である。
DJプレイの真ん中に使うのには一寸難しいトラックだが、パーティのオープニングDJがストックとして持っておくと非常に重宝する曲なので、ぜひともお勧めしたい「ツール」である。
なお、制作者のK'sさんから「ラストのアルペジオをループさせて次の曲をMixさせるのをよくやるよ」というMixテクの紹介を頂いたので是非とも試してもらいたいところだ。

2.流星少女 (Girl In A Kaleidoscope Remix)
イントロ8小節のパッドが曲の雰囲気を固め、重心がありつつも皮音が心地よいキックは特徴のある休符を織り交ぜつつリズムを刻んでいる。
安定したキックはMix時にとても使いやすく、実用性の有るクラブトラックとして大切な所を押さえている印象を受ける。
Voの声音が良く通るのでロングミックスでオケを混ぜつつ、歌い出しのタイミングを上手く扱えばカットインのようなグルーヴの変化を作ることができるだろう。
たとえば、Gregori KlosmanのTIME TO BE ALONE (FEAT. SARAH MOUNT)のようなしっとりしたハウストラックの後ろに使い、後半ブレイク明けの一気に明るい展開で(自分のDJ枠全体の展開として)ピーク手前の重要な部分に使える曲となっている。
http://www.beatport.com/track/time-to-be-alone-feat-sarah-mount-extended-mix/6009278

4.にとりとみっく feat. AO (Sweet Sweet Cucumber Remix)
本アルバムの中で私が最も気に入っているトラックがこれ。
イントロのアコースティックギターのアルペジオと水音が非常に心地よい。
ただしこの部分はピッチを掴むのが難しいので、ループを設定してじっくりピッチを掴むか事前にチェックしてMixの際に困らないようにしておく必要があるだろう。
男性Voと女性Voの対比が綺麗なので、中域を上手く鳴らすハコだとトラックの魅力が発揮されるように思う。
オススメのトラックを挙げたい所なのだが、非常に使いやすい実用的なトラックなので様々なスタアパ系のJapanese Houseとの相性を試してもらいたいところだ。
余談ながらこのトラックはK'sさんが制作ニコ生中に私がリスナとして居合わせてしまったので、K'sさんが音声で作業内容を説明し、私がコメント欄で返事をするという”生”の風景が放送されることになったので、その場に居合わせた方は珍しい風景を見れたのではないかな、と思う。

8.Journey to the Rainbow (Find My Way Remix)
軽いキック(8小節)→重いキック(7小節)→軽いキック(1小節)→ピアノバッキングスタートという個人的に最高に好きなイントロの展開なので初めて聞いた時は思わず歓声を上げてしまうほどの、ハウスMixで万能に使える明るい展開の超良質トラックである。
一方、コーラスVoメインの「リード」が無いトラックなので、これをメインで使うのが難しい側面も有りこのトラックをどう使うかがDJの腕の見せ所と言えるだろう。
たとえば、このトラックの後に速度は速くないが、懐メロかつアッパーでフロアの燃料になるDR ALBAN vs HADDAWAYのI Love The 90's (Extended Version)などをMixすると、非常に効果的なフロアコントロールが出来ると思う。
http://www.beatport.com/track/i-love-the-90s-extended-version/5594128

9.触れられない物語 (Over the "MOON" Remix Off Vocal)
ピッチを捕まえやすいイントロと2分近くあるイントロがとても実用的である。
Voが無い半面、フロアがどの音で踊っているかを見極めるやすいので、DJがフロアの温度を”測る”には最適だろう。
次の曲のCUEなどもしなければいけないだろうが、ジワジワと温度の上がっていくグルーヴの後に何を持ってくるか考えつつ、手元から視線を上げて、フロアの動きを見ることをお勧めしたい。
キックでフロアを動かしつつも、緩やかなウワモノが広がる本トラックはDJのドロップする空間を楽しむ雰囲気になったクラウドに向けて、ぜひ使ってもらいたい。
本トラックはイントロもアウトロも使いやすいので前後に置く曲は自由度が高い。
このような場合はBOYKO,VICTORIA RAYのELIZABETH Original Mixのように、同程度に自由度の高いトラックを用意して展開のバリエーションを広げるライブラリを用意しておくと良いだろう。
http://www.beatport.com/track/elizabeth-original-mix/5971761

10.Sky is the Limit (Short Edit)
本トラックもTrack1と同様に「切り替わる瞬間」を演出するので、転換やカットインでDJを引継ぐ時などに重宝するだろう。
パーティのオープニングとしても向いているので、個人的に使うのであればこの曲の後ろにTrack1を乗せて、一番手のDJに渡したい所だ。

最後に、このような素晴らしい機会を再び頂いた魂音泉のK'sさんに最大限の感謝を。
このブログ記事に興味を持たれた方は、是非下記リンクから音を楽しむ時間を過していただけたラと思います。
http://tamaonsen.com
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=73612
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/24/91/040030249150.html


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How to play "Re:Raise" [レビュー]

  例大祭10で、魂音泉よりリリースされたRe:Raiseを、DJ達がクラブの現場で使い勝手の良いトラックとなるように、五条弧萩が「DJの目線でアドバイスをする」という機会を得ました。
 せっかくでしたので、「私がK'sさんに伝えた要望やトラックをDJ Mixをした感想をブログなどで掲載したい!」と伝えたところ、快く魂音泉さんから承諾を得る事ができたので、この文章を書かせていただいてます。
 ということで、本アルバムのリリースと同時に魂音泉サイトにて告知されておりました、五条狐萩的魂音泉トラックの使用方法についての紹介とレビューです。
Re:Raiseに収録された10曲全ての解説と、実際にMixしてみて使い勝手が良いと感じたトラックを「アーティスト名/曲名」の順で併せて紹介しています。

 紹介しているトラックはBeatportで購入できますのでそこから近いグルーヴの曲などを知り、ライブラリを充実させてもらえたら幸いです。
そして、現場で使ってみて、その時の感想などを制作者に伝えていただけたらと思います。
______________________
1.Nightcall (Brand-New Morning Remix)
今回のアルバムの中で特にスタアパ系に近い仕上がりになっている本トラックは、ピッチをそのままにしたピアノハウスとしても、やや持ち上げてプログレハウス/トランスとしても対応できる親和性がある。
特徴的な部分としてイントロがは約3分と、アルバム収録曲中最も長い。
これはロングミックスをする上で非常にメリットになるので、JOSEPH AREAS/PARVENU Original Mixの後ろに置いて徐々にビルドする高揚感あふれるMixがオススメだ。
http://www.beatport.com/track/parvenu-original-mix/3609245

2.slushy poetry feat. 妖狐 (Never Knows Forever Remix)
聞き取りやすいキックとアルペジオがあるおかげで、Mixしやすいイントロになっている。
長さも十分に有るから、パソコンが自動で混ぜてくれるPCDJから一歩進み、CDJを操り自分の耳でMixが出来るDJとしてスキルアップするための練習曲には最適だろう。
イントロの後はエレピのコードがとても心地よく楽曲の土台を築いている。
妖狐氏のややハスキーな声との相性も抜群であり、このエレピがあってこその本トラックと言っても良いくらいだ。
DJの用途として見ればイントロのMixがしやすいのは前述したが、一方でエレピが始まるまでに確実に終わらせておかなければ前の曲と音のぶつかりが発生しやすい点は留意しておくべきだろう。
できることならば、事前の数曲からグルーヴに気をつけて組み立てておき、5:03辺りにある16小節のブレイクでクラウドの脚が一旦止まりそこから一気に爆発する感じで盛り上がるようなフロアコントロールをしていきたい。
本トラックの前後にはやや哀愁感を感じるKIKO NAVARRO/HEAVEN IS RIGHT HEREKiko Navarro Club Mixなどが使いやすいだろう。
http://www.beatport.com/track/heaven-is-right-here-kiko-navarro-club-mix/3228129

3.こい人しれず (Secret Garden Remix)
一音目からトライバルなパーカッションが特徴的な本トラックはアタックの鋭いキックが無いのでキックでピッチを合わせることが出来ない。
そのため表拍だけでMixしようとすると失敗する可能性が高い。
上手くMixするためには裏拍をしっかりと耳で聞いてグルーヴを掴んで欲しい。
楽曲としては割りとシンプルな構成になっているので万能感があるものの、サビの部分は今風のリードが聞こえてくるのであまりに時代の離れた曲とのMixは難しいかもしれない。
ピッチを上げた場合はトライバル系のハードテクノとの親和性はよいだろう。
その場合は音数が少ないので3デッキを使用して全尺重ねておきたいところだ。
裏拍でグイグイと押してくるKURA/VENOMなどとはロングミックスもやりやすいと思う。
http://www.beatport.com/track/venom-original-mix/4453501

4.さくらさくら feat. らっぷびと (SWD Remix)
一拍目からキックと通りの良いピアノの音がある8小節展開が2つ並ぶ16小節の構成なので、クイックにMixしていくのが良いだろう。
ボーカルが乗る17小節目(0:32)からはしっかりとしたキックの低域で安定したグルーヴを保持できる良質の楽曲である。
また終始特徴的なシンセリードが鳴っているので、ボーカルの声と同様にMidレンジの音圧に注意してEQを調整しておきたいところだ。
アウトロは18小節あるので、半端になる2小節が次の曲に食い込まないように注意しよう。
特徴的なシンセリードと緩急のある構成が魅力の本トラックは、TIESTO, KYLER ENGLAND/TAKE ME FEAT. KYLER ENGLAND (Original Mix)のようなトラックと組み上げたグルーヴの展開をフロアに投げたいところだ。
http://www.beatport.com/track/take-me-feat-kyler-england-original-mix/4356715

5.触れられない物語 (Over the _Moon_ Remix)
Midが支配する8小節に乗ってくる重量感のあるキックが心地よい。
最初の8小節はMixするときにとても入れやすく、使い勝手の良いトラックである。
BPMが123と若干遅めなのでピッチを上げて重量感のあるキックを少し上に引っ張るようにすると他のハウスと混ぜやすいだろう。
DJのライブラリ構築として、ピッチを上げた時に大化けするトラックを見つけるという楽しみがあり、これはまさにその「化ける曲」である。
PCDJアプリやCDJにはマスターテンポがあるためこのようなピッチが変化した時の「化け曲」を知るDJは少なくなるご時代だからこそ、このようなトラックをライブラリとして持っておきたいところだ。
曲の展開としてはイントロの24小節目(0:48)の4拍目から「綺羅〜」のボーカルが乗ってくるため、その部分が消えないようなMixを心がけたい。
41小節目(1:20)に音が広がるのでその部分でフロアが盛り上がるだろうが、16小節(約30秒)で収束するため、フロアコントロールの腕が試されるだろう。
Midの心地よい音が特徴的な本トラックはややトランシーな展開を持つKASKADE/ATMOSPHERE - EXTENDED MIXなどが合うと思う。
http://www.beatport.com/track/atmosphere-extended-mix/4437971

6.童祭 feat. AO (Starry Night Parade Remix)
オールディッシュなピアノのバッキングからスタートする本トラックは32秒から大きく展開が変化するので、イントロの部分をどう使うかがDJの腕の見せ所だろう。
勇気を持って切り落とすのもありだが、出来るならばグルーヴの転換として有効に活用したいところだ。
速度はBPM150を基準としてダブルカウントでの75との往復であるので注意が必要だろう。
というのも単調にプレイしていては、例えば1:23からの部分でフロアのクラウドが足を止めてしまう危険性があるからだ。
速度が落ちているところでも踊り続けてもらうためには前後の曲が非常に重要になる。
音に関して本トラックは軽快なボーカルと耳ざわりの良いシンセリードが主体となったトラックなので、キックでグイグイと引っ張っていくことはできない。
一方で、それは前述したフロアコントロールのやりやすさにプラスとなるから、どうか選曲にこだわって良質のグルーヴを組み立てて欲しいところだ。
例えば、裏拍が心地よいFELT/Little Novaなどどうだろうか?

7.Lingering Cold feat. Ginryu
遅く重いベースに語るように歌う男女のボーカルが特徴的な本トラックはMixするよりカットインでフロアに問うてみたいところだ。
一方で後半はしっかりとキックが入ってくるためピッチを掴むことは用意だろう。
ベースの音をどのように上手く扱うかがカギとなってくるので、本トラックと同様に心地よいベースのある曲を用意すると失敗が少ないだろう。
東方アレンジで言うとスラップベースが素晴らしい発熱巫女〜ず/Moonstruck Danceなどどうだろうか?

8.Beyond the Brink feat. Romonosov_、ytr (Another Heaven's Remix)
耳でピッチを合わせるこの出来るCDJでプレイするDJは全く問題無いが、PCDJは事前のピッチ解析が難しくて一苦労必要だろう。
Track.07と同様にワブルベースとキックの裏打ちグルーヴがとても心地よい。
107小節目(3:01)からピッチも曲調も大きく変わるので、この部分からは早めの四つ打ちへ持っていくのはやりやすいだろう。
前のDJから大きくグルーヴを変えたい時に使えるので良質な”ツール”として常備しておきたいところだ。
後半のアシッドなTB Baseの音をピックアップして往年の名曲、HARDFLOOR/TEEBEESTROICAを乗せるのはどうだろう。
http://www.beatport.com/track/teebeestroica-original-mix/238027

9.Once in a blue moon feat. らっぷびと (Milky Dream House Remix Extended)
リズミカルに優しいピアノのバッキングから金物、キックと綺麗にビルドされてゆくイントロはミックスをする際にとても扱いやすい良質なトラックとなっている。
25小節目(0:47)からのボーカルはやや軽めの音作りでコーラスと差が無いように仕上げられており、男女のボーカルトラックがある場合に苦労するパート毎のEQ操作の心配が無いのもありがたい。
57小節目(1:47)、105小節目(3:18)からのブレイクはイントロと同様にリズミカルなピアノが跳ねるので、この部分でフロアに心地よい爽快感が広がるようなプレイを心がけたいところだ。
161小節目(5:00)の深いブレイク部分が来るとフロアは曲の終盤を感じ取るはずなので、ここから次の曲を乗せてゆくとMixしやすいだろう。
本トラックの後ろに持ってくるとすればリズミカルなピアノと心地よいブレイクのグルーヴを維持できるインストトラックとしてSTUDIO APARTMENT/M.A.Y. FEAT. HAJIME YOSHIZAWAOriginal Mixなどはどうだろうか。
http://www.beatport.com/track/m-a-y-feat-hajime-yoshizawa-original-mix/1478126

10.COZMIC DRIVE feat. 妖狐 (Extended)
イントロの最初の前半はキックが無いため、前の曲に乗せるのに扱いやすい16小節となっており、この部分で完全に乗せられるように練習しておくと良いだろう。
その後の8小節のキック+8小節メロの展開もとてもDJのツールとして扱いやすい。
本トラックの特徴としてボーカルが表に出ているので他の曲との区別を付けやすく、グルーヴの展開を組み立て始めるのに重宝するだろう。
一方で一つのリード系音色がメロディラインを演奏し続けているのでは無いため、ボーカルのように分かりやすいメロディが終始聞こえているキラキラ系のハウスとは合わない点は気を付けたいところだ。
そのうえで展開の強弱がしっかりあるのと、キャッチーな「COZMIC DRIVE」というフレーズでフロアを盛り上げるには最適だろう。
アウトロは最後までEDITの施されたボーカルが残ってるため、Mid EQを上手く使って馴染ませながら次の曲に渡したいところだ。
たとえば、本アルバムに収録されているslushy poetry feat. 妖狐 (Never Knows Forever Remix)などを後ろに持ってくれば安定したMixができるだろうし、DAVE ROSE, ANTHONY ROSS/FEELIN Original Mixをもってきてしっとりしたグルーヴに持ってゆくのもいいだろう。
http://www.beatport.com/track/feelin-original-mix/4402683

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例大祭10直前UST [UST]

天燈通信社による例大祭10、直前新譜DJ UST用にお預かりしたサークルさんのご紹介です。
楽曲提供して下さったサークル様に改めてお礼申し上げます。
気になる音があればぜひスペースまで足を運んで下さいませ。

まずは天燈通信社初登場の二つのサークルさんをご紹介。
力強い四つ打ちとカッティングエッジの効いたサウンド
Sound Square:E-12b
http://soundsquare.blog31.fc2.com/blog-entry-35.html
BoO_banner.png

爽やかカフェ系の新しいオススメ
OrangeCoffee:D-26b
http://orangecoffee.sarashi.com/index.html
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そして、いつもの良質楽曲をリリースするサークルさん達。
今回は魂音泉さんのアルバムを全面的にお手伝いしたり、梶迫さんのTOHO JUNGLEに私の初トラックが収録されたりと想い出に残る例大祭となりそうです。

このRemixアルバムのコンセプト「完全に for DJのツール」のお手伝いをしました
魂音泉:A-42b
http://tamaonsen.com/discography.html
banner_tos016_A.jpg

確実に琴線に触れる清涼系プログレハウス
floater-io:E-07a
http://floater-io.net/
floater_io.jpg

良質なラウドサウンドといえばこちら
ZYTOKINE:A-28a
http://zytokine-web.com/CK-0027PDD/
29.jpg

誰が言いだしたか家具の音楽。作り込まれたカフェサウンド
flap+frog:B-07a
http://stereophonic.ya-gasuri.com/Entry/13/
7b799244.png

Bossa Novaといえばこちら
ShibayanRecords:B-24b
http://homepage3.nifty.com/shibayan/stal1301/
1301bn_ll.png

トラッドかつノスタルジック
Foxtail-Grass Studio:B-07b
http://f-g-s.net/fgst0010/
tokikake468.png

エレクトロ?いいえMEDですよ
minimum electric design:D-41b
http://medultramarine.tumblr.com/
almr019_ultramarine_ba.jpg

皆大好き#発熱巫女のsongsが今日もVeryにNiceWork
発熱巫女〜ず:A-49ab(FELTと合体)
http://hatsunetsumikos.net/lncn/
lncn_banner.png

個人的にすごく嬉しい久々のEpic感あふれるナンバーを収録
FELT:A-49ab(発熱巫女〜ずと合体)
http://feltmusic.net/FELT010/
banner460.png

嬉しハズカシ五条狐萩の初アレンジトラックが収録されていたりします
梶迫小道具店:B-08ab(荒御霊と合体)
http://cajiva.net/
CJVKbnr_468.png
CJVKbnr_468-1.png

不動の地位、東方テクノといえばこちら
荒御霊:B-08ab(梶迫小道具店と合体)
http://arami.rdy.jp/disc/tech9.html
bannertech9.png

ダウンロード形式での配布という試みのキラキラと飛び跳ねる音が素敵なエレクトロニカ
Attrielectrock:B-04b
http://triangler.net/

永夜なカフェはお好きでしょうか?
DDBY:B-22b
http://ddby.jp/
cd35banner.png
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或る楽器と楽曲についての言葉 [レビュー]

ずいぶんと前ですが、私が初めて購入した「東方アレンジCD」についてレビューのようなものを書いたことがあります。
そのテキストは当時主流だったサービスであるmixiにて公開しました。
近ごろ東方アレンジCDについて文書的なアプローチを見かけるようになったことや、久しぶりにmixiにログインして懐かしかったことなどの理由から当時の文書をこのブログに引っ張り出すことにしました。

ここで紹介した2作品は弘世さんのwebサイトにて、本人の解説付きで公開されていますので是非”オリジナル”に触れていただきたいと思います。
弘世さんのサイトはこちら。
http://altneuland.net/

最後に、この文書がきっかけで作者の弘世さんと知り合うことが出来、今も交流が続いていることに感謝します。
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帰るべき城
2005年05月27日04:12

まずこの作品を手に取った経緯について。
某同人ショップにふらりと入ると目に留まったのが白を主体としたセンスのいいジャケット
おー、これはたしか「つみきのもり6」で裏表紙描いていた人では、と思い手に取って裏を見て「ピアノ:ベーゼンドルファー290」という文字を見て思わず唸る。
おおぅ、インペリアルかよ!
即、購入となったこの作品はそれはもう、今までの同人CDの範疇を完全に超えた内容で、久々に聴いていて心底楽しかった。
で、居ても立ってもいれず、不躾にも作者である弘世さんにレビュ−掲載の許可をもらうメールを出してしまった次第。
そんな感じで、以下にピアノの知識がほとんど無いくせに書いてしまったレビューというよりむしろ感想。

01:月食撥条人形劇
いきなり駆け上がるように飛び出てくる打音と響音にまず驚かされた。
音を次々に重ね上げ重ね上げ、ふ、とダンパーを効かせて止め、また音圧がくる。
これを開始10秒ちょっとで一気に終える。
ある意味、この作品の方向性を現しているように思えた。

02:モロク変奏曲 第一楽章「蜂起」
メインに割と狭い音域の連打で時折上に跳ねるように音が進む。
高域でやや輪郭に物足りなさを感じたのはチューニングのせいか、スタインウェイに慣れすぎた私の耳のせいか。
この曲でやはり特筆すべきは中盤に聞こえる強烈な低音だろう。
指を鍵盤を叩き付けるのではなくてハンマーが弦を叩く時に最大になるような感じの粘り強い音と、キーンと共鳴する音が使用されているピアノの強い個性を感じることができた。
なんとなく、終盤の連打において音の隙間に女性のコーラスが入っているように聞こえてしまった。

03:The End of Theocratic Era
開始直後のリバーブのインパルス音はご愛嬌か。
乾燥した、位相のそろったオルガンの音が聴きやすい。
クラシカル教会で聞くような荘厳な楽曲かと思ったがむしろライブ等の広い場所で聞いた方が気持ちいい感じがした。
パイプオルガンではなくてハモンド、ぐりぐりとグリスとかしだしたらもうノリはナイアシンとか、そんな感じ。

04:永遠亭の主題によるカプリス
小曲っぽい明るい跳ねるような音が並ぶ。
前半の曲のように重厚な音をの重なりだけではないと言いたげに、サスティンを伸ばさずアタック感を前面に押し出したような音を選んで弾いているかのように聞こえる。
サスティンが長い音では判断しづらいアタックの位相のそろいがとてもよく聞き取れる。

05:上海紅茶館
飛び抜けたピアニッシモもフォルティッシモもないが後半にかけて徐々に勢いを増してゆく音は聴いていてとても心地よい。
この作品全体に共通して言えることだけど、定位がかなり極端に動くのでヘッドホンで聴いた場合音が左右に飛び交うことになって、慣れないうちは戸惑ってしまう。
スピーカで聴いたときはいい感じに混ざって、さらに心地よくなるのでむしろ歓迎。

06:騒園哀歌
ペダルの使い方の見本のような緩急多彩な音の壁が動いてゆく。
よく音を飽和させなかったなぁ、とそちらの方向に関心が行ってしまうほどの重ねっぷり。
後半に一カ所ある一気に音を抜く所で感じる鼓膜が追いつかない感覚は久しぶりに感じたので、とても印象に残った。

07:亡き嬢にささぐトッカータ
他の曲とやや空気感が違うように感じた。
具体的に書くと常に左に定位している高域が右に跳ね飛ぶようなリバーブ感をよく感じたんだけど、他の曲を聴いても似たような感じなのでおそらく音の重ね方による違いだと思う。
中盤のグリッサンドの前後とかが特にその感覚をよく感じた。

08:ネクロファンタジア幻想曲
打音が作品中最もよく奏でられている曲。
コツコツとした打音は押下される鍵盤とリンクにより動く木片、ハンマーとフェルトが見えるよう。

09:月衝炎杖
なんというのか、ピアノが弦楽器であるということを強く感じた。
昔、音響について勉強していた頃「ピアノってのはあらゆる楽器の要素が入っていて、鍵盤楽器に見えるが打楽器でも弦楽器でもある」と教えてもらったような気が....。
楽曲自体は安定したメロディの上に飛び散るように音が生まれていく。
ラストの方に左チャネルが断音するのはご愛嬌だろう。

全体的にあまり普段聴かないであろうピアノの音であることをのぞいても、十分楽しめる作品だった。
欲を言えばホールで聴くピアノという感じで聴くと違和感を感じるほどの定位感なので、ホールのそれを期待するとやや肩すかし気味になりそう。
逆にインペリアルが目の前でっ!と思って聴くとこれ以上の贅沢はないだろう。
また、本作品には読み応えがある解説があり、コレをふまえての感想を書こう....と思ってあまりの自分の知識の無さに挫折したのでPA屋的な耳と感覚での感想を書いた次第。
できれば、本当にできることならば、解説をふまえた感想を書いてみたいものである。
最後に
レビューの許可をいただいた弘世さんにこの場を借りて深く感謝いたします。
_______________________

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届け、我らの頭上に在りし水なき海へ
2006年10月06日08:16

本作の作者である弘世氏には、許諾を得てからずいぶんと時間が空いてしまった事をまずお詫びし、以下に感想を述べることにする。

Track1/静かの海:鮮やかな記憶
全体を通して、音の心地よい分散が楽しめる。
弘世氏の言葉を借りるなら序盤の弱音アルベルティバスがとても効果的に歌っているからだろう。
ここで気になったのが、伴奏と主旋律と言う言葉だ。伴奏とは文字通り"ともに奏でるもの"であるが"とも"は"供"ではないし"伴"ですらないように聴こえる。
また、主旋律は文字通り"おもに奏でる"ものであろうが"主"ではなくむしろ"傍"であるときすらある。
原曲のさらに原曲は(様々な解釈で)有名な童謡の"かごめかごめ"であるが、その曲自体は非常に狭い音域で完結している曲である。
しかしこの"鮮やかな記憶"は序盤の左手泣かせの低音鍵から耳の奥に心地よい刺激を与える高音鍵まで見事に分散している。
この分散は意識して追いかけていかないと不思議な感覚にとらわれ、いつしか伴奏が主に、主旋律が伴奏に聴こえてくる。
後ろの正面とは左手を伴奏、右手を主旋律と聴こえる音が「いついつ出やる」ことを言っているのであろうか。


Track2/蛇の海:ルナリエン・ラプソディ
一音一音の粒それぞれの消え行く色が全曲を通してもっとも見えやすいと言う印象を持ったことは、蛇を称する曲名と対照的である。
先の曲からさらにすすみ、もはや主旋律と言う言葉が意味をなさなくなってきた音の動きにはブックレットでは"旋律線"とある。
その"線"も1本ではなく複数有り、またそれぞれのベクトルは等しくなく複数あるベクトルの全内積をとることが聴き手に求められる様な音である。
またブックレットにはフレーズの交代を蛇と記してあるが私には鍵盤を打つ腕の動きを見たときに蛇が"視得る"様な気がした。


Track3/風の大洋:渾天儀
原曲に比較的忠実な音が並んでゆく。
インペリアルの深い懐で散るきらびやかな高音はこの曲が一番堪能できる。
省くアレンジをしたという弘世氏ははたして六合儀/三辰儀/四遊儀のどれを"観て"いるのだろうか。
永琳が地上より"観て"いる月はプラネタリウムという渾天儀の中の月だろうか。
それとも測量器という渾天儀より見上げる月だろうか。
そもそも"観て"いるのは月なのだろうか。


Track4/雨の海:月齢14.9
//ピアノは、ソリトンなんだ。
---意味が分かりません
//他の楽器は皆、発音体がその名前に冠されている。打楽器しかり、弦楽器しかり。ではピアノは何楽器だと思う
---鍵盤楽器では
//うん。鍵盤はあるね。でも鍵盤が音を出しているのかな。
---弦楽器、と言えば良いのですか
//弦楽器は擦弦させることが主な発音構造だけど、ピアノには擦弦機構はあるかい。ピチカート奏法は除外だよ。
---ピアノ線はフェルトのハンマーによって振動を与えられます。発音体が振動体であるならば打楽器になりますね。
//打楽器はそれ自体では単一個体なんだよね。共鳴しない。
---複数の振動体が互いに違うモードで自己振動することが共振ですね
//そう、モードが違う振動体が無いと共振ではないね。それにそもそもピアノは一音に弦が複数張ってある。
---ではやはり弦楽器ですか
//響板を見ながら考えるからそこに捕われる。共振を一番利用しているのは管楽器だろう。
---ではピアノは管楽器であると
//管楽器は空気が振動するけれど振動体は単一だし、共鳴と共振の区別も曖昧になってきている。
---やはり意味が分かりません。
//無限に解が存在する。
---.....。
//その"もの"をあらわす手段が無限に"存る"。
---あぁ
//あらゆる物との関連性が"否定されていない"。
---だから

Soliton

変調子のこの曲はどこか掴みどころ無く鍵盤に与えられた力はペダルによるリリースの長い音が広く空間と共鳴している。


Track5/雲の海:ピアノソナタ「連禱」第一楽章 −夢に楽土求めたり
連禱...連祷とはカトリック教会で言うところのリタニア。
司会者と会衆が交互にかわす連続の祈りは氏のWebサイトからダウンロードできる譜面を苦労して音と一致させると見えてきたような気がする。
39小節目からが耳で聴く分には最も栄える音になるが組曲の名前を鑑みれば11小節目からが主であろう。
私はピアノに全く縁がない人間であるし、そもそも譜面を読む能力も無い。
しかしながらこのような聴覚以外で音楽を楽しめる手段を提供してもらえる事は、とてもありがたい。


Track6/晴れの海:ピアノソナタ「連禱」第二楽章 −届け、我らの頭上に在りし水なき海へ
レファソと上昇するフレーズが蓬莱人を象徴する音塊であることは間違いないだろう。
蓬莱とは言いながら私はどこか大陸的な響きを感じていた。
この音塊を鍵盤を前にしばらく考えてみてふ、と半音を上げてみるとそこには(ド#)/レ#/ファ#/ソ#/(ラ#)という中華音階が見えてきたのは考え過ぎだろうか。
音塊という言葉ではこの曲は全楽曲中、最もダイナミックレンジを楽しめる曲である。
ペダルがリリースを伸ばす役目以外に音を重ねる、音を絞める役を担っている事を良く聴いてとれる事が出来る。
前作「帰るべき城」では耳が追いつかないと表現した、飽和気味であったペダルを踏んでの連打も、緩急を付けて調整される音は確実に前作より完成度が上がっている。


Track7/終曲:ピアノソナタ「連禱」第三楽章 −ありあけの白き爪痕
Track1に通ずる分散した音が徐々にまとまりまた散ってゆく楽曲は最終曲にふさわしい。
この曲は楽曲の完成度もさることながら、Track6に並んでダイナミックレンジの変化と音の粒が空間を動くさまを楽しむ事の出来る曲である。
弘世氏のピアノの音はセパレーションが一般的なピアノ音源と逆である、と言う特徴がある。
指の動きが見える様な、と言う表現はよく使われるが氏の音に関してはそのセパレーションの影響もあるだろうが指は見えづらく、あくまで客席から演奏風景を見ている感じが強い。
ただし客席と言っても大規模なコンサートホールでの演奏会ではなく、小規模な教室程度の空間を飛び回る音を耳で捕まえていく感覚が多いのだが、この曲は特にその傾向が強く感じられ、氏の演奏するピアノの直近で....さらに言うならば私はピアノ胴にもたれかかり無数のピアノ線越しにハンマーの動き聴いて、音を見ている感覚を感じた。
ピアノには響板という部位があり、響きを司る。レコーディングではこの響きを如何に扱うかがよい音で録る分かれ目になる事が多いのだが、あるエンジニアから響板を鏡板と考えろ、と言われた事がある。
鏡と言う文字を使うのならむしろ屋根の部分は音を反射する事が目的であるからより適当だと思ったのだが、弦の音を受けて副次的に鳴る部位はある意味で鏡と言えなくもない。
一方、月は銀鏡と言われる。月を描いたと言う本曲に、弘世氏は弦越しの鏡板に何を見たのだろうか。


まとめとして
強音はあくまで強く弱音は弱く、を確実に音にしていた前作に比べ今作はダイナミックレンジが狭く感じたのだが、本作をもとに聞き直せば輪郭を目立たなくしただけで、決してダイナミックレンジが狭くなったのではない事が分かる。
これは氏が自身が演奏する架空の会場をより強く描くようになってきたからではないか、と予想する。
さらに描き方の研究を続けている、と言う弘世氏の次回作がたのしみである。

 最後に、約束していた予定から1ヶ月以上も遅れて文章を載せる事に再度、深く詫び、ジャケット掲載を快諾していただいた本作「届け、我らの頭上に在りし水なき海へ」を世に出した弘世氏に感謝したい。
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「もし東方インスト好きがオススメCDをレビューしたら」外伝 [レビュー]

Tantramachine.com & TripleCube発行の「もし東方インスト好きがオススメCDをレビューしたら」にいつもお世話になっている3つのサークルさんの冬コミ新譜についてレビューを寄稿しました。
http://tantramachine.com/review/review.html

このレビュー原稿は「DJ視点で」というリクエストだったのでその方向でしっかりと書いたら「専門的過ぎてちょっと...」というボツになった文章が存在します。
書き直したマイルドな文章がどのように仕上がったかは本を見ていただくとして、ボツ原稿をレビューした3つのサークルの中の方に見ていただいたところ「音楽制作側としてはこれぐらいでも全然ok」とずいぶんと好評でした。
そこで、レビュー本主催に許可を貰いまして公開することにしました。
ついでに本に掲載されたテキストの後書き的な言葉も添えることにします。

s_03_jk_l_600_540.jpg
Sweet
東方オシャレCDの筆頭と言っても過言では無いイワクラコマキさんの素敵なCD。
誰が言い出したか「家具の音楽」という表現が妙に納得できてしまう。
雰囲気よし、和音よし、ジャケットよし。ニスの手触りよし。

1.メイプル (For Doughnut Jockey)
アップテンポなピアノトラック、左手の安定したコードの上に跳ねるようなメロディが重なる。途中から混ざってくるエレピの優しい音色がとても心地よい。

2.クランツクーヘン
オーソドックスなジャズ風の楽曲である。ウッドベースと深いシンバル、裏のリズムを読ませるようなオールディなピアノが丁寧に元曲をなぞっている。

3.Belberry
早めのBPMにリズムマシンのタイトなキックとTR-909のライドを連想させるシーケンスのリズムループにエレピがメロディを奏でるのだが、よくあるダンストラックのようなメロディでは無くジャズを連想させる裏のリズムを楽しめる楽曲になっている。

4.竹流し
左右にパンの振られるイントロから始まるエレクトロニカのような始まり方をする。この楽曲はさまざまな音色で独特のリズムを組み立てているシンバルの音色に注意して楽しみたいところだ。

5.Platino
Track.2と同様のオーソドックスなジャズ風の楽曲である。元曲に忠実かつ、十分な「跳ね」をもったピアノがメロディを楽しませてくれる。

6.肌が、咽ぶ
他の楽曲とは使われている音色が大きく違い、ヴィブラフォンがメインとなっている。途中で重なるハモンドオルガンとの会話のような音のやりとりが非常に楽しい。

7.Ontembaar2
Track.3と同様のリズムマシンによるキックがタイトに刻まれる上にパーカッシブものと広く空間を漂うような2つのピアノがメロディを刻んでゆく。思わず体が動く軽快な楽曲である。

8.トヨサトミミノBゴシックStd
Track.7のアップテンポな雰囲気から一転してエレピの柔らかな音が空間に広がる。一方でエレピの空間を文字通り刻むようなエッジの立ったリズムシーケンスが適度な緊張感を与えている良質な楽曲である。

9.幻想郷交通情報センタ(Direct Audio)
一聴してシューティングゲームのBGMっぽい雰囲気の楽曲であるが、よくよく聞き込めば皮モノのリズムがタイトに刻まれるドラムンベースである。

10.姫ライラック
甘いだけではなく、ほのかに苦味を含ませた本アルバムにふさわしい、味わいのあるジャズを楽しませてくれる。60秒丁度で仕上げている所にもこだわりが感じられる。


utdf.jpg
Under_the_dance_floor
私が東方アレンジを使ったDJをする時に絶対に持って行くのがこのバブレコのトラック達。
手元のハードテクノのライブラリと遜色なくmixできる現場本位の実用的なトラックには全幅の信頼をおいている。

1.#514 -Psychedelic Trance Remix-
正弦波の遷移と矩形波の立ち下がりからなるバブレコ独特の耳に残るベースからスタートする。オーソドックスなキックだが特徴の有るベースのおかげでピッチはすぐに掴むことが出来るだろう。最初のブレイクで元曲がひずんだリードシンセで奏でられ、重なる音が高揚感をさそう。タムのフィルで明けたブレイクからは一気にグルーヴが流れる、実にフロア向きのこいしちゃんである。

2.Disaster Selector
透明感の有るリードシンセの音色が元曲をなぞり、存在感の有るベースがしっかりした地盤を固めている。その後にくるピアノはとても良い音色が選ばれており、柔らかい音ながら楽曲の中でしっかりと存在感を放っており、リードシンセとの対比がとても心地よい。

3.Francfranc
ドラムとハネたパーカッションにベース。イントロからしばらくはdrumcodeのような雰囲気が有るが単音のメロディが不安定感を誘う。ブレイクが明けて元曲が顔を出し、前半に有ったリズムシーケンスとビルドされ楽曲の後半は不安定さが解消された爽快感が得られる面白い楽曲だ。

4.Hard Tea
名曲の「上海紅茶館」をどうアレンジするかと聴いてみたらイントロのみが元曲でその後は下腹部に来るキックとベースが待ちかまえていた。イントロ後のビルドは耳触りの良い音色が選ばれており、元曲を十分に楽しみながらダンスミュージックとして確実に踊ることの出来る良質な楽曲となっている。DJにとってもフロアコントロールしやすい、良質なツールとしてストックしておきたい楽曲である。

5.Under The Dance Floor
典型的な四つ打ちに時折8分と16分が入る安定したキックとハンドクラップによるビルドは確実にピッチを掴む事が出来る。使用しやすいように思えるが、ブレイクが長くは無いが深いのでその部分のフロアコントロールをどうするかがDJの腕の見せ所だろう。全体的に聴きやすいメロディが前面に出ている楽曲であるが、尺が長いことと展開が多いので楽曲全体の流れをしっかり把握してから使いたい所だ。


OER-1001_Label.png
Crystal_DISCO
試される北の大地からクールなアルバム。
涼しげで、カッティングエッジの効いたプログレハウスを堪能できる1枚。
OTAKU-ELITE's Recordings主催のD.watt氏が、交遊のある地元札幌のトラックメーカーを集めて製作したOER発のコンピレーションアルバム。

1.Emerald Bubble (Intro)
少ない音色と裏打ちのグルーヴから始まる本曲は、ビルド後に一転してキックが土台を作る安定したものになる。16小節の展開を把握してミックスするといい。

2.Kappamaki
ノイズをふくむ音色のビルドは徐々にキックが入ってくる踊り心地のいいもの。ビルドを終えた後に来るきらびやかなシンセの音色は全体のバランスを上手くまとめてとても心地よい。プログレッシブとは何かを本アルバムで主張するにあたって、最も適した場所にあるトラック。

3.Miare
キックが太くブレイクも綺麗なので、もう少しピッチを上げてトランスにも対応できる良質なトラック。

4.Voyage1969
典型的なプログレハウスのビルドから柔らかいピアノ音色のブレイクとなり、エピックな展開が非常に心地よい。これぞプログレハウス!という感じである。

5.Shady Step
長くのびるベースがDrumcodeのような気配を出し、途中に入るネタも含めて往年の良質なテクノな印象を受ける。

6.One-Man Disco Allnight Long
ハネた音と裏打ちのリズム、エレドラの音が小気味よい。YMOを彷彿とさせるようなトラック。

7.Bounder Of Life
ストリングスが重なるなか原曲を丁寧になぞってゆく流れの有るラウンジトラック。

8.Chill No Motion
ビルド明けのベースが美しい。安定したキックが芯に有るので、確実なミックスで中盤から入るアタックのあるメロディを生かしたいところだ。

9.C69
128拍(32小節)の後から入る薄い雲のようなパッド系シンセが幾重にも折り重なるようなビルドが特徴的。下支えするベースのうねりも心地よい。プログレッシブハウスの定番とも言える大きなブレイクに原曲のメロディをのせた展開はフロアのリスナには分かりやすく、プレイするDJには使いやすい展開になっている。後半はシンセフレーズのループにキックという実に使いやすい構成になっており、DJユースを強く意識していることが伺える。

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C81応援UST [UST]

天燈通信社による冬コミ直前新譜DJ UST用にお預かりしたサークルさんのご紹介です。
楽曲提供して下さったサークル様に改めてお礼申し上げます。
今回は今までのどの放送よりもお洒落な音が多かったように思います。
気になる音が有れば冬コミチェックリストにぜひ追加してください。

FUTON:3日目 あ-65ab
http://www.futonweb.net/

GEOGRAPHIC:2日目 サ-28a【M2ind Manufactory】,3日目 あ-65ab【Futon.+GEOGRAPHIC】
http://geographic.jp/utopia/

OTAKU-ELITE Recordings:2日目 コ-33a
http://7let.blog77.fc2.com/

flap+frog:コ-30b
http://stereophonic.ya-gasuri.com/
flapfrog.png
CYTOKINE:2日目 A-75ab
http://cytokine-web.com/sound/POPICON/
cytokine.png

FELT:2日目 サ-37b
http://feltmusic.net/FELT006/
felt.png

発熱巫女〜ず:2日目 シ-07b【Anipix】,サ-37b【FELT】
http://hatsunetsumikos.net/rcan/
htnt468.jpg

IZMIZM:コ-02a
http://www.izmizm.net/C81/Nostalgia.html
izmizm.jpg

ちくたくとーん:ケ-19a
http://tiktaktone.qlookblog.net/tktk0002.html
tiktak.png

Foxtail-Grass Studio:コ-23b
http://f-g-s.net/fgst0005/
foxtail.png

Attrielectrock:2日目 A-14b
http://triangler.net/works/PAER-0043/
attri.jpg

梶迫小道具店:2日目 サ-39ab
http://cajiva.sakura.ne.jp/CJVK0008/
cajiva.png

荒御霊:2日目 サ-39ab
http://yukinohana.net/~casket/index.php?albumc01
ara01.png
http://arami.rdy.jp/disc/lis10.html
ara02.png
http://arami.rdy.jp/disc/hard2.html
ara03.png

MONOMIND:サ-28a
http://www.m2ind.com/products/mmpd0013/
banner468.png

AVSS/Mind Circus Records:三日目 う-25ab
http://avss.tk/OTR13/
gxxx.png

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C80応援UST [UST]

天燈通信社による夏コミ直前新譜DJ UST用にお預かりしたサークルさんのご紹介です。
楽曲提供して下さったサークル様に改めてお礼申し上げます。
USTを聞いていて気になる音があったら是非そのサークルさんに行って、手に取ってみてください。

Attrielectrock:ヘ-60a
http://triangler.net/works/PAER-0038/
http://triangler.net/archives/1101
attri_refind.jpg

CYTOKINE:ネ-36a
http://cytokine-web.com/sound/BFA/
cytokine.jpg

FELT:ペ-31a
http://feltmusic.net/FELT004/
felt.png

発熱巫女〜ず:シ-63a
http://hatsunetsumikos.net/nbfs/
htnt.jpg

GEOGRAPHIC:A-65b,へ-25b,Z-13a
http://geographic.jp/
banner.jpg

rythmique:ペ-30a
http://rythmique.info/
rythmique.png

MONOMIND:ヘ-46b,フ-46
http://www.m2ind.com/products/mmrm0001/
banner468.png

OTAKU-ELITE Recordings:ヘ-45a
http://otakueliterecordings.net/tohoREWORX/
otaeli.png

梶迫小道具店:ヘ-27ab
http://cajiva.sakura.ne.jp/CJVK0007/
cajiva.png

荒御霊:ヘ-27ab
http://arami.rdy.jp/disc/pp.html
aramitama.png

AVSS/Mind Circus Records:イ-15a,b
http://avss.tk/OTR-1112/
Gxxx.png

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音盤夜行 Phantasm [DJ出演]

毎度おなじみ音盤夜行に今回も出演しますよー。
5月GWの初日は渋谷で僕と握手!


境界が開かれる。
夜も昼もなく、人妖の区別もない。
熱狂と陶酔のための音楽と共に、ひとつの時を過ごそう。
現層から幻奏へ踏み出す宴の入り口に看板がある。
二年の時をかけ様々な想いを積み重ねてきたその名に、今日限りの印を付け足そう。
音盤夜行 Phantasm
二度とは来ない、特別な時間を。

音盤夜行 Phantasm
2011/05/03 12:30open
13:00start – 19:00end

場所 渋谷 AMATE-RAXI(AMRAX)
URL : http://www.amrax.jp/

チケット 当日のみ 2500yen(with 1drink ticket)
(来場者の状況に拠り、入場制限及び、会場前の整理券配布を行う可能性があります)

■SPECIAL GUEST
発熱巫女~ず
Tim Vegas + Maurits”禅”Cornelis

Badcats
Syrufit + Linjin

■EXTRA DJ
五条狐萩(天燈通信社)

■DJ
JiNG*da*LaW (ex.Iemitsu)
MUZIK SERVANT(音召缶)
天音(Rolling Contact
白月らび(すい~と・らぴーぬ)
和泉幸奇 (荒御霊)
haLRu (MONOMIND)

■VJ
carmine(clocknote.)
and more?

■title logo
xero (Lunatic+)
■flyer Illust
鳥居すみ(airdrop)

Notice
* アルコール飲料をお求めの方は、入場時にIDチェックを行います。
* コスプレ歓迎(更衣スペース用意してます)近隣の迷惑になりそうな長物などはご遠慮ください。
* 手荷物はコインロッカー、あるいはお手元にて保管してください。
* 1Fをフリープレイ台やコスプレ撮影スペースとして開放しています!
撮影は必ずご本人に許可を取り、トラブルの無いようにお願いします。
* ダンスフロアで押し合う、座り込む等の行為は禁止です。
皆が踊りやすい環境をお願いします。

例大祭8応援UST [UST]

天燈通信社による例大祭前DJ USTをお聞き頂きました皆さん、有難うございます。
今回のUSTで使用しました楽曲のサークルさんについての情報は以下の通りです。
本放送でもジャケット、サークル名・アルバム名はオンエアしましたが、分かりにくい部分もあったと思いますので、健忘録にサークルリスト&バナーを貼らせて頂きます。
楽曲提供して下さったサークル様に改めてお礼申し上げます。

Attrielectrock:ぬ-35b
http://triangler.net/works/PAER-0032/
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CYTOKINE:い-06a
http://cytokine-web.com/
19_banner_L.jpg

発熱巫女〜ず:あ-20a
http://hatsunetsumikos.net/coda/
coda_mb.jpg

FELT:の-31b
http://feltmusic.net/FELT003/
banner468.jpg

荒御霊:の-37b
http://arami.rdy.jp/disc/tech4.html
tech4banner.png
http://arami.rdy.jp/disc/hades.html
hadesbanner.png

MONOMIND:の-37a
http://www.m2ind.com/products/mmep1002/
banner468x96.jpg

OTAKU-ELITE Recordings:の-28a
http://otakueliterecordings.net/

XL Project:の-30a
http://www.xlproject.cc/

音盤夜行EXTRAお疲れさまでした! [DJ出演]

私が出演する音盤夜行って毎回直前までギリギリでバタバタしている気がするけど、今回も例に漏れず大変なスケジュールでした。
てことでいつものように時系列に沿ってレポなど。
dust.jpg
mosaic.jpg

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